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心の靄

いつからだろう 心に靄が張り詰めたのは

目を閉じれば、雨音すら聞こえてくる

明けない夜はないが、晴れない靄はない

横になれば、僕を取り巻くピアノの音色

丑三つ時になると鳴り響く、僕のアラーム

僕を取り巻くその音色は、確かに共鳴している

取り憑かれた僕は、ただ嗜むばかりで

 
それは引き寄せられた磁石のよう
 
エクソシストでもない限り、切り離せないだろう
 
今も変わらず鳴り響くその音色は
 
僕が奏でているだけかもしれない
 
鳥のさえずりと共に、眠りにつく
 
鳩と迎える朝は、心地が良い
 
君の横顔が見れないのは、残念だけどね

俺がバイトをバックレて、制服を送り返した時の話

 漫画版「君たちはどう生きるか」の中で、

「そういう苦しみの中でも、一番深く僕たちの心に突き入り、僕たちの目から一番つらい涙をしぼり出すものはーーー自分が取り返しのつかない過ちを犯してしまったという意識だ。」
「自分の行動を振りかえってみて、損得からではなく、道義の心から、「しまった」と考えるほどつらいことは、おそらくほかにはないだろうと思う。」

という一文があり、ふと俺がバイトをバックレた時のことを思い出した。

あれは夏が終わり、木々が紅葉し始めた頃だったーーー


 その日はシフトが入っていた。
まだ入ってから数か月の新人の僕は、店長に自分のシフトを任せていた。
なので、シフトが入る曜日がばらばらだったし、出勤する店舗もその日のシフトごとに異なっていた。

シフトが発表された次の出勤日には、いつもより早く家を出て、スケジュールを確認する必要があった。

そしてその日こそ、スケジュールを確認しなければいけない、面倒な日だった。


 バイト漬けの夏休みを満喫した僕は、店長にシフトを空けたい期間を伝えていた。遅れた休暇を取るために。

そして、その時はやって来る。

 スケジュールを確認すると、なんと空けた期間の分のシフトが前倒しされていた。しわ寄せされていたのだ。


 後々から考えれば、特におかしいことではなかった。
丸々休めると僕が考えていたのは、ただの勘違いだっただけかもしれないし、店長に自分のシフトを任せっきりにしていた僕にも落ち度はある。

それでも当時の僕はパニックになってしまい、少しの間封印してきた「バックレ」癖が、再び目を覚ました。


 その日は、応援勤務が入っていた。
時間にはまだ余裕があり、今から駅へ向かえばまだ間に合う時刻だ。しかし、自転車に乗った僕は、帰路についていた。

 家に帰った僕はまず、後悔をした。
遅刻が確定した訳でもないのに、出勤しなかったことを。
それでもシフトをしわ寄せされたショックは、僕の中でバックレる理由には、充分すぎるものだった。


 次に僕は、もうこのバイトを辞めてしまおうと考えた。
応援先に迷惑をかけ、連絡される店長にも迷惑をかけた後、平然とシフトに出られる勇気はなかった。

 謝ったとしても、その日以降のシフトには当然出勤しなければいけないし、そもそも当時の僕には「謝る」という選択肢がなかった。
何故なら、僕は店長に勝手に裏切られた気持ちになっていて、腸が煮えくり返っていたからだ。

 僕は部屋の隅に積まれたAmazonダンボールを一つ手に取り、制服に手紙を添えて、自分の店舗へ送り付けた。流石に、着払いにはしなかった。

 
 制服を送り付けたからといって、気分が晴れる訳でもない。ずっと自分の部屋に閉じこもり、携帯の電源も切っていると、母に呼び出された。
どうやら自宅に電話がかかって来たらしく、母が受話器を取ってしまったようだ。
 

 渋々店長からの電話を受け取った僕は、号泣した。
昔から、怒られたり叱られたりすると泣いてしまうタイプだった僕だが、その時は店長が話し出す前に泣いてしまった。

自分のしでかしてしまったことをはっきりとわからされた僕は、泣きながら謝罪をした。

 店長曰く勤務態度も真面目だったので、心配も兼ねて電話をしたとのことだった。
僕の送った「荷物」はもう届いていたらしい。

 店長は、シフトを自由に決めてしまっていた自分にも落ち度があるとして、僕がシフトを自分で決めるようにし、しわ寄せされたシフトは出勤しなくても構わないから、続けてみないか、と提案してきた。

僕は、ただただ頷くことしかできなかった。

 今思えば、あの店長は本当に優しくて、仕事が出来る人間だったな、と思う。
あの店長は、今年の四月に有能な社員を引き連れて、他のエリアへと飛び立ってしまった。


 僕が最近このバイトを辞めたのは、あの店長が居なくなってしまったからかもしれない。
新しい店長は、ピーク時は人に怒鳴り散らす癖に、シフトをギリギリまで削る人だった。

 それに比べてあの店長は、たとえ日曜のピーク時でも人に当たることは全くなかったし、忙しい曜日には、その分シフトを厚くしていた。

 あの店長には、まだ小さな子供がいた。
バックレた時の電話に、子供の泣き声が入っていた。

 僕は店長の優れた人格と能力は、子供が居ることによるものだと思い、真の「大人」になる為には、子育てを経験することが必須だと思い込んでいた。

新しい店長の口から、中学生の娘の話がされるその時までは。

消化不良

 小学三年生を殺害した犯人が、最近捕まったそうだ。事件から14年経過していて、容疑者は別の事件で服役中だそう。

 ニュースをなんとなく見ているだけでも、容疑者の無職率は高いと感じる。僕はこの無職が非行に走ってしまう原因が、「消化不良」にあると考えた。


 最近の僕は、まさに消化不良そのものである。
最近まで僕は飲食店のアルバイトをしていたのだが、そこそこ忙しい店舗だったこともあり、自然と陰キャの僕でも体力がついた。


 しかし、辞めてからはどうだろう。
そう、エネルギーがあり余って消化しきれないのである。
心に靄が張り付いているような、そんな感じだ。

 

運動がてらに自宅で出来る筋トレを始めてみたりもしたが、正直筋肉がついたところで、心に日が差すことはない。

ある意味、アルバイトがエネルギーを吐き出す場所になっていたことに、辞めてから気が付いた。
人間、失わないと気が付けないのは、本当に愚かだと思う。


 人間、誰しも少なからず向上心を持っている。
それは無職も例外ではない。

確かに、毎日充実した日々を送るニートや無職も存在するだろうが、一度くらいはこのままではいけないと、考えたことがあると思う。

 非行に走ってしまった彼らもそうだ。
起こしてしまった行為を擁護する気は全くないが、彼らのエネルギーの捌け口が見つからなかったことや、置かれた環境については、同情の余地があると思う。


 人生、どうにもならないことがいくつもある。
とある本によると、脳をつくるのはある程度まで遺伝によって決定されているらしい。

一般的知能の遺伝率は、記憶力の遺伝率のほぼ二倍、外向性や言語的推論能力といった特質は、一般的知能とほぼ同等の遺伝率となっているらしい。

環境の影響が全くない訳ではないが、少なくとも学習成績に関わる要素は、かなり遺伝的な影響があるらしい。


 そんなこんなで、僕もどうにかエネルギーをうまく放出できないものか、と考えていました。
やらかして、弟や祖父に迷惑は、かけたくないからね。

チャリ10分圏内で、時給1000円以上、土日手当100円以上のアルバイト求人、落ちてないかな~~~
僕の逃亡劇は、まだまだ続きます。おわり

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囚われたがりの僕ら

 バイトを辞めてから、早一ヶ月が過ぎる。
辞めたのは正しい決断だったが、かといって今の生活が以前より充実している訳でもない。
そんな、憂鬱な日々を送る僕の話を聴いてくれ。


 これは僕だけかもしれないが、案外人は「囚われたがり」なことに気が付いた。

以前テレビ番組で、東進の林先生が
「子供がゲームを辞めたところで、勉強時間が増える訳ではない」

と、言っていた。まさに今の僕そのものだ。
バイトを辞めたからといって、無を貪る癖は全く治る気配がないし、多分一生完治することはないだろう。


 「囚われる」と、気持ちが楽になる。 
子育てをある程度済ませた専業主婦が、パートを始めるのと同じで、仕事の最中は余計なことを考える必要が一切ない。
それは僕も、同じだった。

店長に怒鳴られるのも、自分で自分を責めるのに比べたら、幾分か楽だったかもしれない。

ただの小遣い稼ぎ程度としか認識していなかったが、僕の心の支えになっていたのは、確かだった。


 今まで自分は社会不適合者だ、と思い込んでいたが、実はそうでもないのかもしれない。

かといって、「囚われる」ことに居心地の良さを感じる訳でもない。

漂流した僕らの終着点は、果たして何処に・・・


 死がゴールだと思わなくもないが、明日からプリキュアとプリチャンが観られなくなると思うと、やっぱり悲しいです・・・

打ち上げに参加したかったけど、参加しなかった男。

 先日、知人らとの打ち上げに参加することになった。
結果から言うと、行かなかった。
かといって、参加したくなかった訳ではない。正直、7割位の気持ちで行きたかった。
れでも僕は、反対方向の電車に乗っていた。


 打ち上げの前に、みんなで集まることになっていた。場所は、いつもの作業場所。
仕事があってないような僕は、憂鬱だった。ただ本を読んだり、書類整理をしているふりをしたり、何度も外に出たりするのを5時間も繰り返すのは、流石の僕でもキツイ。


 丁度その日はいい言い訳が思いついたので、作業終了時間の一時間前に顔を出し、その流れで打ち上げに参加し、タダ飯を食らおうとした。
我ながら、完璧な考えだと思った。


 しかし、人生そんなに一筋縄ではいかない。
終了時間の一時間前に顔を出すと、皆もう居なかった。
既に、打ち上げ会場へ移動していたのだ。

 ただ、ここまでは何も問題はない。
何故なら、その足で直接会場に向かえば、タダ飯にありつくことが出来たからだ。


それなのに僕は、そのまま帰宅するという意味不明な行動を取る。

 最寄り駅からチャリを漕ぎながら、僕は考えた。何故、また回避してしまったのか。
メンバーはむしろ良い位。こんなクソ陰キャの俺に対しても、彼らは何ら変わりなく優しく接してくれる。

しかしそれこそが、回避の原因だった。


 僕は自分が傷つくことでしか、自分の存在を確認することができないことに、気が付いてしまった。
優しくされた時に、どう反応すればいいのか未だによくわからない。
とりあえず「ありがとう」と感謝の気持ちを述べるのだが、それからどう話を広げればいいのかがわからない。

自分が相手の好意を踏みにじってしまっていないか、邪魔になっていないかと、自分を意味もなく傷つけてしまう。


 打ち上げだって、参加したかった。けれど、参加しないことで自分を痛めつけて、自らのアイデンティティーを保っていたのかもしれない。


 前のバイト先の飲食店では、本当に全てが最悪だった。
特に人間関係は最悪で、意識高い系のおばちゃんの暴走は、誰にも止めることが出来なかった。
その悪評はエリア内全てに広まっていたが、彼女の代わりに夜勤シフトを埋める者は、誰も居なかった。

が、仕事さえできれば上手くかわせることを知り、なんだかんだ約二年続いた。


 今思えば、あれも自傷行為の一種だったのかな、と感じる。
正直給料もそこまで良くなかったし、非効率なのはわかっていた。
ただ、たまたま所属していた店舗が売上トップだったからか、世間話をする余裕はあまり無かった。
おばちゃんさえ回避すれば、人間関係はとてつもなく楽だった。それだけが、僕を繋ぎとめていた蜘蛛の糸だった。
人間関係が薄いのは、本当に楽だったから。


 優しさを、素直に受け取る方法がよくわからない。
壊れてしまった僕の心では、感じ取ることが出来なくなっているのかもしれない。
それでも、プレゼント等の「」なら、素直に喜ぶことができる。ちょろい。


 僕の大好きな黒澤明の映画「乱」のワンシーンで、一族が滅びるのを見届けた側近が
泣くな、これが人の世だ。幸せよりも悲しみを、安らぎよりも苦しみを追い求めているのだ。
と嘆くシーンがある。
僕にしか当てはまらないと感じていたが、不倫やゴシップ等、しょーもない負のオーラが世間に求められている以上、人類共通なのかもしれない。

 この乾いた気持ちは、一生満たされることはないのかもしれない。ないものねだりって奴なのかな。


 弟がピアノ教室辞めたがってるんだけど、代わりに俺が通ってみようかな・・・

Amazonプライムビデオで今観ておくべき映画BEST10

・初めに
 Amazonプライム会員なら無料で見ることが出来る映画を紹介しますが、対象作品は一定期間ごとに入れ替わるので、それを込みで考慮したランキングとなっております。(2018年5月6日付)

10.グーニーズ

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 スピルバーグが制作総指揮を務める、80年映画。

 落ちこぼれ少年団「グーニーズ」が、主人公の父が抱える借金返済の為に宝探しをする。
 スピルバーグ映画の全般に言えることだが、全く飽きない。

冒頭の日常風景ではジョークを交えてさりげなくキャラ紹介、少年達の怖いものしらずな冒険、ラストのホッとするエンディング・・・
 
 悪く言えば当り障りのない映画だが、スピルバーグが調理すれば極上の味になるのだ。
 誰も不快な気持ちにさせない、素晴らしい映画。

 プライム対象から外れる可能性があるので、お早めにどうぞ。



9.ダークナイト

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 ノーラン監督の映画で私が一番好きな映画

 ダークナイトの面白い所は、主人公の「ブルース」が元カノをずっと引きずっている所。
 正義と戦うバットマンは、勘違いしたまま彼女と別れることになる。
 彼の私生活も「ダークナイト」のようだ。

 他にもジョーカーの演技や迫力のカーチェイス、復讐に燃えるデント等、ボリューム満点。

 人間は皮肉なものだな、と考えさせられる作品。続編のライジングも面白いです。


8.時計じかけのオレンジ

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 スタンリー・キューブリックの名作

 キューブリックワールド前回の本作だが、なんといっても主人公「アレックス」の対比がすばらしい。

 チンピラのリーダーで親が金持ち、車を乗り回して暴力をふるう悠々自適な生活を送るのアレックスだったが、事故で人を殺めてしまってから針は左回りに。

 前半は映像芸術が素晴らしく、アレックスが優雅に舞うが、後半で全て自分に跳ね返ってくるのが素晴らしい。

 全ての映画に当てはまることだが、主人公の作品を通しての対比が重要だと感じる。

 ある意味感動すら覚える映画だが、グロテスクな描写が多々あるため、視聴する時は注意。



7.オーシャンズ11

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 スティーブン・ソダーバーグのシリーズ第一作目

 この映画は、とにかくジョージ・クルーニーとブラピがかっこいい。
 11人で銀行強盗を華麗にこなし去っていく姿は、惚れ惚れする。

 特にグロテスクな描写等もなく、家族揃って安心して鑑賞できる映画。
 続編の12はクソですが、13はまぁまぁ面白いです。
 近日、女版オーシャンズオーシャンズ8」が公開するそうですが、正直期待はしていません・・・



6.アンタッチャブル

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 アメリカ捜査官の実録映画

 この映画は、とにかくドンパチが多い。 

 禁酒法の裏で闇取引を行うギャングのドン「アル・カポネ」に立ち向かう捜査チーム「アンタッチャブル」の奮闘を描いた本作だが、血を血で洗い合うため、画面から目が離せない。

 生命力が強すぎるショーン・コネリーやエレベーターで殺される眼鏡、ラストの階段での銃撃戦等、研ぎ澄まされた俳優の演技にも注目。

 事実は小説より奇なり、素晴らしい映画。



5.ターミナル

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 スピルバーグ監督の手掛ける人間ドラマ

 この映画では、行動することの大切さを学べる。

 主人公の「ビクター・ナボルスキー」は、アメリカの空港で足止めを食らってしまう。
 なんと祖国で飛行中にクーデーターが起こり、入国ビザが取り消されてしまう。
 アメリカへ行けず、祖国にも帰れなくなったビクターは、空港で生活をするようになる。

 彼は物語の終盤で、「人生は待つものだ」と言った。
しかし、彼はそれまで空港での努力を惜しまなかった。

 空港のカートを元の位置に戻して小銭を稼いだり、塗装の仕事を見つけたりと、彼はただただ時が経つのを待っていた訳ではない。

 私が一番好きなシーンを紹介する。
 彼が入国ビザの申請に行くシーンだ。
事実上国が消滅してしまったので、申請が通るはずがないのだが、彼は毎日窓口に通い続けた。

 受付が彼に何故通い続けるのか聞くと、

 「君の押すスタンプは2つ。一つは赤で、もう一つは緑だ。確率は50:50」
そのシーンのリンク
 と答えた。
 彼からは、行動することの大切さや諦めない心等、色々なことを学んだ。

  ラストでCAとくっつかなかったのがなんとも・・・
結構いいカンジだったんだけど



4.マンチェスター・バイ・ザ・シー


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 ヒューマンドラマの最高傑作

 この映画の素晴らしい所は、人間ドラマが実にリアルな所。

 主人公の兄が死亡し、息子を世話することになった「リー」
リーは暗い過去抱えていて、甥を過ごすことで過去に向き合っていく。

 美しいサプライズがある訳でもなく、終始暗い空気が立ち込める本作だが、このリアリティこそがヒューマンドラマの醍醐味だ。
 
 リーが小さく前進するエンディングの後には、素晴らしい余韻を味わうことが出来る。
 


3.グレムリン

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 スピルバーグ映画の中で一番好きな映画(監督ではなく、制作総指揮ですが)

 この映画は、映画における教科書のようなもので、どこを取っても素晴らしいの一言に尽きる。

 主人公「ビリー」のクリスマスプレゼントに、父が謎のペット「モグワイ」をプレゼントする。

 モグワイを飼う為のルールが3つあり、
①光に当ててはいけない
②水で濡らしてはいけない
③真夜中に食べ物を与えてはいけない
 これが1つずつ丁寧に破られていく。

 この映画で素晴らしい所は、「上げて落とす」こと。
悪魔と化したモグワイを残り一匹に追い詰めるが、上手く逃げられ大量に増えてしまう。

 お決まりの展開ではあるが、それを定着させたのは本作なのか、はたまたスピルバーグなのか。

 コメディとしても素晴らしいが、しっかりホラーとしても楽しめる。
 大量のモグワイが街を侵略するシーン等、映像技術も素晴らしい。

 スピルバーグ映画で一番好きな作品。チキンを拒否するギズモがかわいい。



2.ビーン

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Mr.ビーンの劇場版

 正直、観ておくべき映画ではないのかもしれない。
何故なら、私の一番好きな映画だからだ。

 ビーンというヤバイじじいが大暴走する。
絵画をめちゃくちゃにするシーンは何百回も観たし、笑いが堪えられない。

 とにかく笑える映画。おすすめ
テレビ版もAmazonプライムなら全話視聴出来るので、面白ければ是非

 ただし、次作の「カンヌで大迷惑」は微妙。


1.バック・トゥ・ザ・フューチャー1、2


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制作総指揮:スピルバーグ

 何故BTTF1.2が一位なのか。それは、次の入れ替えで消えてしまう可能性が高いから。

 もちろん、内容も素晴らしい。
 主人公の「マーティ」がリビアの過激派に襲われてしまい、タイムマシーンに改造した「デロリアン」で過去に逃げる。

 私が一番好きなシーンは、ラストで未来にマーティが帰るシーン。
 タイムマシンを発明した「ドク」がただコードを繋ぐだけのシーンなのだが、数々の小さなハプニングが彼を襲う。

 ここまで飽きさせられない映画は他に観たことがない。
 次回作への繋ぎすら面白い、100点満点中120点の完璧な映画。



スピルバーグ大好きマンでした。おわり