Amazonプライムビデオで今観ておくべき映画BEST10
・初めに
Amazonプライム会員なら無料で見ることが出来る映画を紹介しますが、対象作品は一定期間ごとに入れ替わるので、それを込みで考慮したランキングとなっております。(2018年5月6日付)
10.グーニーズ
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スピルバーグが制作総指揮を務める、80年映画。
落ちこぼれ少年団「グーニーズ」が、主人公の父が抱える借金返済の為に宝探しをする。
スピルバーグ映画の全般に言えることだが、全く飽きない。
冒頭の日常風景ではジョークを交えてさりげなくキャラ紹介、少年達の怖いものしらずな冒険、ラストのホッとするエンディング・・・
悪く言えば当り障りのない映画だが、スピルバーグが調理すれば極上の味になるのだ。
誰も不快な気持ちにさせない、素晴らしい映画。
プライム対象から外れる可能性があるので、お早めにどうぞ。
9.ダークナイト
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ノーラン監督の映画で私が一番好きな映画
ダークナイトの面白い所は、主人公の「ブルース」が元カノをずっと引きずっている所。
正義と戦うバットマンは、勘違いしたまま彼女と別れることになる。
彼の私生活も「ダークナイト」のようだ。
他にもジョーカーの演技や迫力のカーチェイス、復讐に燃えるデント等、ボリューム満点。
人間は皮肉なものだな、と考えさせられる作品。続編のライジングも面白いです。
8.時計じかけのオレンジ
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スタンリー・キューブリックの名作
キューブリックワールド前回の本作だが、なんといっても主人公「アレックス」の対比がすばらしい。
チンピラのリーダーで親が金持ち、車を乗り回して暴力をふるう悠々自適な生活を送るのアレックスだったが、事故で人を殺めてしまってから針は左回りに。
前半は映像芸術が素晴らしく、アレックスが優雅に舞うが、後半で全て自分に跳ね返ってくるのが素晴らしい。
全ての映画に当てはまることだが、主人公の作品を通しての対比が重要だと感じる。
ある意味感動すら覚える映画だが、グロテスクな描写が多々あるため、視聴する時は注意。
7.オーシャンズ11
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スティーブン・ソダーバーグのシリーズ第一作目
この映画は、とにかくジョージ・クルーニーとブラピがかっこいい。
11人で銀行強盗を華麗にこなし去っていく姿は、惚れ惚れする。
特にグロテスクな描写等もなく、家族揃って安心して鑑賞できる映画。
続編の12はクソですが、13はまぁまぁ面白いです。
近日、女版オーシャンズ「オーシャンズ8」が公開するそうですが、正直期待はしていません・・・
6.アンタッチャブル
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アメリカ捜査官の実録映画
この映画は、とにかくドンパチが多い。
禁酒法の裏で闇取引を行うギャングのドン「アル・カポネ」に立ち向かう捜査チーム「アンタッチャブル」の奮闘を描いた本作だが、血を血で洗い合うため、画面から目が離せない。
生命力が強すぎるショーン・コネリーやエレベーターで殺される眼鏡、ラストの階段での銃撃戦等、研ぎ澄まされた俳優の演技にも注目。
事実は小説より奇なり、素晴らしい映画。
5.ターミナル
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スピルバーグ監督の手掛ける人間ドラマ
この映画では、行動することの大切さを学べる。
主人公の「ビクター・ナボルスキー」は、アメリカの空港で足止めを食らってしまう。
なんと祖国で飛行中にクーデーターが起こり、入国ビザが取り消されてしまう。
アメリカへ行けず、祖国にも帰れなくなったビクターは、空港で生活をするようになる。
彼は物語の終盤で、「人生は待つものだ」と言った。
しかし、彼はそれまで空港での努力を惜しまなかった。
空港のカートを元の位置に戻して小銭を稼いだり、塗装の仕事を見つけたりと、彼はただただ時が経つのを待っていた訳ではない。
私が一番好きなシーンを紹介する。
彼が入国ビザの申請に行くシーンだ。
事実上国が消滅してしまったので、申請が通るはずがないのだが、彼は毎日窓口に通い続けた。
受付が彼に何故通い続けるのか聞くと、
「君の押すスタンプは2つ。一つは赤で、もう一つは緑だ。確率は50:50」
そのシーンのリンク
と答えた。
彼からは、行動することの大切さや諦めない心等、色々なことを学んだ。
ラストでCAとくっつかなかったのがなんとも・・・
結構いいカンジだったんだけど
4.マンチェスター・バイ・ザ・シー
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ヒューマンドラマの最高傑作
この映画の素晴らしい所は、人間ドラマが実にリアルな所。
主人公の兄が死亡し、息子を世話することになった「リー」
リーは暗い過去抱えていて、甥を過ごすことで過去に向き合っていく。
美しいサプライズがある訳でもなく、終始暗い空気が立ち込める本作だが、このリアリティこそがヒューマンドラマの醍醐味だ。
リーが小さく前進するエンディングの後には、素晴らしい余韻を味わうことが出来る。
3.グレムリン
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スピルバーグ映画の中で一番好きな映画(監督ではなく、制作総指揮ですが)
この映画は、映画における教科書のようなもので、どこを取っても素晴らしいの一言に尽きる。
主人公「ビリー」のクリスマスプレゼントに、父が謎のペット「モグワイ」をプレゼントする。
モグワイを飼う為のルールが3つあり、
①光に当ててはいけない
②水で濡らしてはいけない
③真夜中に食べ物を与えてはいけない
これが1つずつ丁寧に破られていく。
この映画で素晴らしい所は、「上げて落とす」こと。
悪魔と化したモグワイを残り一匹に追い詰めるが、上手く逃げられ大量に増えてしまう。
お決まりの展開ではあるが、それを定着させたのは本作なのか、はたまたスピルバーグなのか。
コメディとしても素晴らしいが、しっかりホラーとしても楽しめる。
大量のモグワイが街を侵略するシーン等、映像技術も素晴らしい。
スピルバーグ映画で一番好きな作品。チキンを拒否するギズモがかわいい。
2.ビーン
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Mr.ビーンの劇場版
正直、観ておくべき映画ではないのかもしれない。
何故なら、私の一番好きな映画だからだ。
ビーンというヤバイじじいが大暴走する。
絵画をめちゃくちゃにするシーンは何百回も観たし、笑いが堪えられない。
とにかく笑える映画。おすすめ
テレビ版もAmazonプライムなら全話視聴出来るので、面白ければ是非
ただし、次作の「カンヌで大迷惑」は微妙。
1.バック・トゥ・ザ・フューチャー1、2
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制作総指揮:スピルバーグ
何故BTTF1.2が一位なのか。それは、次の入れ替えで消えてしまう可能性が高いから。
もちろん、内容も素晴らしい。
主人公の「マーティ」がリビアの過激派に襲われてしまい、タイムマシーンに改造した「デロリアン」で過去に逃げる。
私が一番好きなシーンは、ラストで未来にマーティが帰るシーン。
タイムマシンを発明した「ドク」がただコードを繋ぐだけのシーンなのだが、数々の小さなハプニングが彼を襲う。
ここまで飽きさせられない映画は他に観たことがない。
次回作への繋ぎすら面白い、100点満点中120点の完璧な映画。
スピルバーグ大好きマンでした。おわり