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映画感想文#1 パーティーで女の子に話しかけるには

 映画感想文では、僕が観た映画の感想を書いていきます。

 
タイトルがダサいので近日中に変えるつもりです。要はただのオナニーブログ
 
 
 さて、映画感想文第一回目の映画は、
 
「パーティーで女の子に話しかけるには」
 
僕は恋愛映画が苦手だ。
だがどうしても映画の気分だったので、妥協して本作を鑑賞した。第一の感想は ええやん

  
 
 本作では公式のキャッチコピーの通り地球人の男の子が宇宙人と恋をするというものなのだが、正直宇宙人なのは事前にバラさない方がいいと思った。
 
序盤でバレはするのだが、前情報なしで観た方が絶対に面白いので、予告映像は事前に視聴しないことを薦める。
 
 
 
主人公の青年エンは、パンクオタクの童貞。
陰キャの僕に通ずるものがあるが、エンには二人の友人がいる。
 
三人の共通の趣味であるパンクの為にライブハウスに向かうことになり、ライブシーンへ
 
 
 
ライブはまさにパンクで、この作品の見どころ①
思わずノッてしまう唸るライブシーンと、後半のシリアスなギャップを103分に収めたのが凄い。
 
 
 宇宙人モノや異世界モノはマイナー映画だと2がある想定で作って予算不足で1のみ完成、わけわからず終わりみたいなパターンもあるが、本作では綺麗にまとまっている。
 
 
そして何より上手いと思ったのが、エンが恋する宇宙人ザンが
「私、実は宇宙人なの」
という恋愛映画にありがちな恋した女の子が実は~でしたパターンではないのだ。
 
 
 
 エン達三人はライブの打ち上げに参加しようとするが、会場を教えてもらえなかった。
それでも打ち上げに参加したいエン達がロンドンを彷徨っている所、何やら奇妙な音楽が聴こえてくるではないか。
 
当然会場に押し入るのだが、出てきたのは見知らぬ奇妙な恰好をした少女ステラ。
エンの仲間の一人の金髪(名前忘れた)がステラを褒め倒しパーティーに参加することに。
 
 
 実はこのパーティーの参加者は全員宇宙人で、ここでエンとザンは出会う。
とても奇妙なパーティーなので、語らずとも三人は何かおかしいとここで悟る。
 
 
 
ザンが自ら告白するのではなく、エンらが侵入するのだ。
 
 
 
ザンに一目惚れしたエン。
話を聞くとザンは地球に観光しに来たのだが、地球人との接触はご法度で、他にも厳しい規則があるそうな。
そして、48時間後には地球を離れるそう。
 
 
ザンの所属するコロニーのスローガンである個人の尊重と規則の矛盾に疑問を抱いたエルはエンを通して地球を知るため一緒にパーティーを抜け出すことに。
 
 
48時間の春がエンに訪れる。
エンはザンとパンクのライブに立ったり青春を謳歌するのだが、やはり時間には逆らえない二人。
 
 
 
ネタバレになるので色々な所を省くが、ザンは地球に残るか、残らないかの二択を迫られることになる。
ザンは一度地球を離れたら、もう二度と帰ってくることはできない。
ここが見どころ②
 
 
 地球にやってきた宇宙人御一行はほぼ地球人なので、宇宙人の揉め事が地球人への皮肉になっている。
 
パンクライブシーンでもそうだが、ただのお気楽恋愛映画ではなくメッセージ性が強い。
 
 
 
 ラストではハッピーエンドになるはなるのだが、予想していない形だったので驚いたのと同時に一安心。
 
 
 
 僕が恋愛モノがあまり好きではない理由の一つが、必ず敗者が存在することだ。
 
だからといって二股かけて欲しい訳では当然なく、単純に誰かが誰かのせいで傷つくのを僕は観ていられない。
 
 
 この映画ではザンを誰かと取り合う訳ではなく、エンと出会うことで成長したザンが大人に立ち向かう青春モノなのだ。
 
 
 正直予告映像は数か月前に視聴済みであまり期待はしていなかったのだが、僕の観てきた恋愛映画の中では群を抜いていた。
 
 
やはり映画はタイトルやポスター、予告映像だけではわからないので、今後は映画をあまり選り好みせずにふらっと立ち寄る孤独のグルメスタイルもアリかな、と思った一日でした。
 
 
 
 今後も公開中の映画の感想を書いていこうと思います。多分。